平屋に子供のスペースを設けることは必要か?

お子さんが小さいうちはあまり子供部屋の必要性というものは感じないでしょう。
お子さんもひとりでいるより、お母さんの傍で遊んで、勉強しての方が楽しいのでそこまで自分の部屋というものは欲しがりません。
しかし、小学校高学年くらいになるとプライベートな空間というものが欲しくなるものです。
それはお子さんが成長している証ですから、仕方のないことです。

子供部屋の間取りに必要なものはなんでしょう。
広さは6畳くらいが適切ではないでしょうか。
勉強机をおいて、本棚を置いて、ベッドを置けばそのくらいのスペースは必要です。
そして、なにより重要視しなければいけないのが収納です。

・子供のスペースは必要?
子供が小さい頃は親の側が一番安心できる場所で、幼稚園に入園する前くらいの子供は親がいないと不安がります。
しかし、そんな子供も成長すると自我が芽生え始めて思春期を迎える時には、子供自身のためのスペースが必要になって子供部屋を欲しがるのです。

子供部屋は子供自身のスペースで、プライバシーを尊重しなければならないことから、2階建てでも平屋でも子供部屋は必要になります。
ただ完全に親の目が届かない位置にするのも考え物で、子供を見守りつつプライバシーを尊重してあげることが子供部屋の設置でポイントになるのです。
その為、平屋に子供部屋を付ける場合の間取り位置は、しっかり考えてあげなくてはなりません。
子供が小さい内は目の届きやすい場所を子供のスペースにするのが良いですし、最近はリビング学習も増えているので、リビングの一部に子供のスペースを確保するのもひとつです。
また、プライバシーを尊重する意味から、家にロフトを設けて子供のスペースにする間取りもありますし、平屋に子供専用の中二階を作るのも手段としてあります。

子供が小さいうちは、常に子供を見守れる環境が必要です。平屋は階段がないので、間取りの造り方で、その環境を実現できます。
平屋は、常に家族の気配を感じ取れる自然な触れ合いの生まれる家でもあります。